「ふかいり」vol.13 ブラジル ダ・ラゴア農園 2022/8/17~出荷開始

更新日:8月13日


酸は穏やかでコクがあって少しナッツの香り、というブラジルコーヒーらしさはありながら、これほどバランス良くマイルドなブラジルコーヒーは珍しいです。 この夏はアイスコーヒーやアイスオレで大活躍すること間違いなし!


Nif Coffeeの「ふつう」「ふかいり」は味わいのコンセプトのもと、随時オリジンを変更してお届けしております。 内容は旬のスペシャルティコーヒーから厳選していますので、シングルオリジンのコーヒーとしてもお楽しみいただけます。





 

目次

 

1. 商品について

1-1. 詳細情報

地域:ミナスジェライス州サントアントニオ・ド・アンパーロ市近郊

標高:約1,100m

精製:ナチュラル

品種:カトゥアイ、カトゥカイ、ムンドノーボ他

今年の2月ころに、同じく「ふかいり」で使用していたボン・ジャルディン農園のあるボン・スセッソの街のわりと近くです


農園を管理するジョアキン・ パイバさん。 農園の標高は1,100mほどと、ブラジルとしてはやや高めですが、この平坦で広大な景観はブラジルの農園ならではですね。



作業で使うトラックのスケールも大きいです。農園名のダ・ラゴア[DA LAGOA]が書いてあります。


繁忙期には、朝から晩まで施設が稼働します。




1-2. 味わい

コクがあってナッツの香り、というブラジルコーヒーらしさはありながら、これほどバランス良くマイルドなブラジルコーヒーは珍しいです。

酸は控えめで甘みも十分感じるので、アイスコーヒーやアイスオレで大活躍すること間違いなし!ですよ。




1-3. 農園のストーリー

18世紀後半にポルトガル移民がアンパロ川のほとりに小さな教会を建て、自らの土地の周囲にフェンスを築きました。その移民の中のマヌエル・フェレイラ・カルネイロ氏が農園内に家を築き、後にこの地域において最大級のコーヒー農園の一つになったダ・ラゴア農園が始まります。

ラゴア農園は約 3700haもの敷地を有し、そのうちの約1990ha(東京ドームの430倍以上の広さ)でコーヒーが栽培されています。

農園内には自然保護区域や森林、牧草地帯があり、たくさんの動物たちの住処となっています。水も豊富です。40の源泉から湧き出た小川が、コーヒーだけでなく、たくさんの花や動物たちに潤いを与えています。





2. ブラジルのコーヒーについて

2-1. 輸出量はもちろん世界1位!

言わずもがな世界一のコーヒー生産量を誇るブラジル。

日本の約23倍もの広大な国土では、世界中で取引されるコーヒーの1/3以上が生産されます(アラビカ種)※1。

特にミナスジェライス州のセラード地域は大きな農園が多く、大規模な機械での収穫作業は、平坦な栽培地域が比較的多いブラジルならではの光景です。



2-2. コーヒーは輸入禁止

なんと、ブラジルでは自国のコーヒー産業保護のため生豆の輸入が禁止されています。

数年前、規制を緩和しようとしたら生産者から猛反発があったそうです。


参考)SankeiBiz:コーヒー大国ブラジル苦悩 生豆輸入で企業と農家対立



2-3. コーヒーの日

1994年にICOという国際コーヒー機関が、10/1を「コーヒーの日」と定めました。

ブラジルのコーヒーの収穫がほぼ終わり、荷出しが始まる頃という事に起源があるようですが、もちろん標高が高い地域では10月以降も収穫はありますし、何とも大雑把な記念日設定で賛否もろもろあります。

そして一番残念なことが「ほとんど盛り上がらない」事。毎年地味~なプロモーションがコーヒー業界でささやかに行われる程度です。。


参考)全日本コーヒー協会:10月1日は「国際コーヒーの日」です



3. 国の概要

3-1. 基本データ

首都:ブラジリア

国土※2:851.2万平方キロメートルで日本の約22.5倍!

人口※2:約2億947万人(2019年)

公用語:ポルトガル語。

1人あたり名目GDP※3:6,823米ドル(2020年)。世界では88位です。


[ハイテク国]

意外に思う方も多いかもしれませんが、特に航空機産業は有名です。旅客機メーカーのエンブラエル社は売上台数世界第4位を誇るブラジルを代表する輸出企業です。(日本で言うTOYOTA的なシンボル企業)


[資源大国]

鉄鉱石、レアメタル、エタノール等の鉱物・エネルギー資源が豊富


[農業大国]

世界最大の農業大国で、コーヒーはもちろんのこと、砂糖・鶏肉・たばこ・トウモロコシ等は世界一の輸出額を誇ります。輸出向けのコンテナは取り合いになることがあり、鶏肉の輸出が活況な際、コーヒー用の定温コンテナが用意できない!なんていう事もありました。



3-2. 気候

アマゾン地域はもちろん熱帯雨林気候、中部高原と海岸平野は亜熱帯気候で南部は温帯気候です。ブラジルの冬にあたる5~8月以外はTシャツ短パンで過ごせるそうです。

降り注ぐ日差しに小麦色の健康的な人たちのイメージのあるブラジルですが、法律で日焼けサロンは禁止されているそうです。オーストラリアなど、日焼けマシンを禁止している国ってわりとあるそうです。


参考)焼きすぎ危険!「日サロ」禁止



4. ちょいネタ

4-1. CAFÉ DO BRAZILのなぞ

ブラジル産のコーヒー麻袋には「CAFÉ DO BRAZIL」(ブラジルのコーヒーの意味)とプリントされていることがあります。

ですがこのロゴ、某スポーツメーカーのグッズにもプリントされているのをよく目にするので、気になっていました。なぜコーヒーなのだろうと。今回はその謎に迫ってみました!笑


日本が誇るスポーツ用品メーカー[アシックス]はだれでも聞いたことがある超有名メーカーですね。

参考)アシックス世界3位を射程内に捉える日の丸スポーツブランドの野望


実はブラジルにも日本のアシックスのような、ブラジル発のスポーツ用品ブランドATHLETA(アレスタ)というメーカーがあります。過去にはサッカーブラジル代表の公式ユニフォームメーカーだったこともあるほど有名なメーカーです。












そもそも、この「CAFÉ DO BRAZIL」とは「ブラジルのコーヒー」の意味で、文字を含めたこのロゴは、ブラジル政府が用いる商標なんだそうです。

という事で、スポーツメーカーのアレスタ社とは直接関係はない事が分かりました。


しかしながら、このロゴがスポンサーとして、サッカーブラジル代表のユニフォームに使われていた時期があったそうです。そして、アレスタ社もサッカーブラジル代表の公式ユニフォームメーカーだった事があります。


そしてアレスタ社は、近年日本へ積極的に進出しており、東京ベルディやアビスパ福岡も公式ユニフォームに採用していたようです。さらには、この「CAFÉ DO BRAZIL」のロゴが使われているのは日本限定デザインなんだとか。(アレスタ社はライセンス料を支払っていると思われます)


ともにブラジル代表のスポンサーを行った事があるという過去を結び付けて、ブラジル=サッカーとコーヒー、という単純明快ながらインパクトのあるデザインで日本市場にアプローチした、アレスタ社のマーケティングという事が分かりました。




以上、最後までご覧いただきありがとうございました!!


※1:米国農務省より ※2:外務省より ※3:世界銀行より