ブラジル ボン・ジャルディン農園 nifcoffee「ふかいり」vol.6
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ブラジル ボン・ジャルディン農園 nifcoffee「ふかいり」vol.6


深いローストによる練れた甘みを堪能できる、美味しいブラジルコーヒーを見つけました。 今回から「ふかいり」は、ブラジル「ボンジャルディン農園」を焙煎しています。 ポルトガル語で「素敵な庭」の意味のある「BOM JARDIM(ボンジャルディン)」。美しい農園の風景を交えて紹介します。 NifCoffeeの「ふつう」「ふかいり」は味わいのコンセプトのもと、随時オリジンを変更してお届けしております。 内容は旬のスペシャルティコーヒーから厳選していますので、シングルオリジンのコーヒーとしてもお楽しみいただけます。


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商品に同封してある、カード記載のクイズ答えを先に知りたい方へ

Q1:日本の「佐藤」さん並みにブラジルで多い苗字は何でしょうか?

  A.ゴメスさん B.サントスさん C.シルバさん → 4-2. 日本の佐藤さん!?

Q2:ポリフェノール・鉄分・ビタミンたっぷり、アマゾン原産のスーパーフードはどれでしょう?

  A.アサイー B.チアシード C.キアヌ → 4-1. アマゾン原産のスーパーフード!?




1. 商品説明

1-1. 商品概要

農園主:ジョゼ・ペレイラ・フェゲイレード氏 地域:ミナスジェライス州ボンスセッソ

標高:1,000m~1,100m

精製:パルプドナチュラル

品種:イエローブルボン

農園主のジョゼさん

コーヒーの栽培に造詣の深い農学博士のジョゼさんは、近隣の20農園で組織しているサントアントニオエステートコーヒー生産者組合の組合長としても活躍しています。


ジョゼさんが農学士として卒業した時のラブラス大学の同級生一同。威厳ある盾ですね。 1971年はボンジャルディン農園の設立年とのこと。


「ブラジルの桜」とも言われるブラジルの国花イペーの樹。見えずらいですが、看板には「Fz.BOM JARDIM」と表記されています。Fzとはポルトガル語でFazendaの略で、農場という意味です。


とても壮観な農園の風景


1-2. 味わい

甘~く滑らか。トロリとした舌触りは冷めるとより感じるようになり、カカオのような香りの余韻もはっきりしてきます。

寒い日に暖かい部屋で、チョコレート系のケーキを食べながらこのコーヒーを飲むなんて最高でしょうね。

牛乳2とコーヒー1で作るカフェオレが絶品ですのでお試しあれ!


1-3. 黄色い実の生る品種!?

ここ数年、ブラジルのコーヒーでよく見る事がありますが、イエローブルボン(ブルボンアマレロ)という黄色い実が生る品種です。 赤い実の生るレッドブルボンと、イエローボツカツという品種の自然交配らしく、酸は穏やかな傾向があるそうです。だから甘さや滑らかさが際立つのでしょうね。


↓ボンジャルディン農園ではイエローブルボンの他にもムンドノーボやカトゥカイなどの赤い実の生る品種も育てています。(今回の「ふかいり」用のアイテムはイエローブルボンのみで仕立てられているロットです)

いつもながら余談ですが、スイカにも赤と黄色の品種がありますよね。 スイカの果肉はもともと白や黄色で、品種改良によって赤い果肉のスイカが出来上がったらしいです。志村さん知ってたかな?




2. ブラジルのコーヒーについて

2-1. コーヒー超大国ブラジル

言わずもがな世界一のコーヒー生産量を誇るブラジル。

日本の約23倍もの広大な国土では世界中で生産されるコーヒーの1/3以上を占めます(アラビカ種)※1。

特にミナスジェライス州のセラード地域は大きな農園が多く、大規模な機械での収穫作業は、わりと平坦な栽培地域の多いブラジルならではの光景です。



引用:ブラジル生産者協会https://brazilcoffeenation.com.br/index/home

アマゾン地域と、寒くて霜が降りてしまう南部を除く地域で広く生産しています。



なお、1994年にICOという国際コーヒー機関が、10/1を「コーヒーの日」と定めました。

ブラジルでほぼ収穫が終わり、ブラジルのコーヒーの荷出しが始まる頃という事に起源があるようですが、もちろん標高が高い地域では10月以降も収穫はありますし、何とも大雑把な記念日設定で賛否あります。

そして一番残念なことが「ほとんど盛り上がらない」事。毎年地味~なプロモーションがコーヒー業界で行われる程度です。。

参考)全日本コーヒー協会:10月1日は「国際コーヒーの日」です 


2-2. コーヒーの輸入禁止!?

なんと、ブラジルでは自国のコーヒー産業保護のため生豆の輸入が禁止されています。

数年前、規制を緩和しようとしたら生産者から猛反発があったそうです。


という事はブラジルではブラジルのコーヒー以外飲めないのでしょうか?

焙煎されたコーヒー豆の輸入に制限があるかは現在調査中ですので追って更新します。


3. ブラジルについて

3-1. 国の概要

首都:ブラジリア

国土※2:851.2万平方キロメートルで日本の約22.5倍!

人口※2:約2億947万人(2019年)

公用語:ポルトガル語。

1人あたり名目GDP※3:6,823米ドル(2020年)。世界では88位です。


●ハイテク国ブラジル!

特に航空機産業は有名、旅客機メーカーのエンブラエル社は売上台数世界第4位を誇るブラジルを代表する輸出企業です。(日本で言うTOYOTA的なシンボル企業)


●資源大国ブラジル!

鉄鉱石、レアメタル、エタノール等の鉱物・エネルギー資源が豊富


●農業大国ブラジル!

世界最大の農業大国で、コーヒーはもちろんのこと、砂糖・鶏肉・たばこ・トウモロコシ等は世界一の輸出額を誇ります。輸出向けのコンテナは取り合いになることがあり、鶏肉の輸出が活況な際、コーヒー用の定温コンテナが用意できない!なんていう事もありました。


3-2. 気候

アマゾン地域はもちろん熱帯雨林気候、中部高原と海岸平野は亜熱帯気候で南部は温帯気候です。ブラジルの冬にあたる5~8月以外はTシャツ短パンで過ごせるそうです。

降り注ぐ日差しに小麦色の健康的な人たちのイメージのあるブラジルですが、法律で日焼けサロンは禁止されているそうです。日焼けサロンに行ってわざわざ日焼けをする人っているんでしょうかね?


3-3. 食べ物

ブラジル式BBQのシュラスコ、滋味深い豆煮込みのフェイジョアーダ、癖になるチーズパンのポンデケージョ、ついつい飲みすぎてしまうカイペリーニャ、魅惑の飲み物ガラナ、などなど。日本人好みの味付けの料理も多い気がします。日本にもシュラスコレストランが多くありますのでぜひ行ってみてください!

フェイジョアーダ


4. ちょいネタ

4-1. アマゾン原産のスーパーフード!?

ポリフェノールたっぷり、鉄分・ビタミンたっぷりのスーパーフード「アサイー」はブラジルのアマゾン原産です。様々なフルーツと一緒に盛られるアサイーボウルは、ハワイアンレストランやハワイ風カフェの定番的存在メニューですが、アサイー自体はブラジルが発祥なのです。


4-2. 日本の佐藤さん!?

「佐藤さん」は日本で一番多い名字として有名ですね。

それではブラジルで最も多い名字は何なのでしょう??

答えは「シルバ」さん。

2位以下が気になる方はこちらのサイトをご参考ください。


4-3. 「銀ブラ」の語源説??

大正時代のステータス、銀座をブラブラする「銀ブラ」。実は「銀座でブラジルコーヒーを飲む」転じて「銀ブラ」となったという説もあるのです。どちらにせよその時代銀座の地に立てるだけでステータスですよね。



以上、最後までご覧いただきありがとうございました!!


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※1:米国農務省より

※2:外務省より

※3:世界銀行より

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