この飲みごたえは、まさに「とくべつ」にふさわしい味わいです! ジューシーかつ濃縮感があり、なんと言っても飲み終えた後の満足感は高品質のケニアコーヒーならでは。
Nif Coffeeの「とくべつ」は生産地の個性が突出している原料を選び、一番おいしく感じる焙煎度合いで仕上げます。産地が変わる毎に味わいも大きく変わる、まさに【とくべつ】なコーヒーです。
毎日飲んでも飽きない味わいを目指す「ふつう」「ふかいり」とは異なるコンセプトの、文字通りスペシャルな味わいをお楽しみください。
目次
1. 商品について
1-1. 詳細情報
地域:ケニア中央部ニエリ県カラティナ近郊ムカガ農協
標高:約1,600m
精製:フリーウォッシュト
品種:SL28、SL34
ニエリ地域は、アフリカ大陸で2番目に標高の高いケニア山の南西に位置し、豊かな土壌が育むこの地域のコーヒーは、ケニアのコーヒーの中でも品質が高いことで知られています。
1-2. 味わい
何といってもこの商品の最大の魅力は「飲みごたえ」です。 ジューシーで濃縮感があり、飲み終えた後の満足感はトップクォリティのケニアコーヒーならでは。
果実の香りを残しつつ、濃厚で滑らかな甘さで満足感ある飲みごたえを堪能してもらえるように、今回は深煎りの入口くらいの【フルシティロースト】で焙煎しました。
1-3. この商品のここがスゴイ!
この商品「キアマバラ」という名前はファクトリー(ウォッシングステーション)の名称です。ファクトリーというのは精製所、赤いコーヒーの実の果肉を取り除き乾燥を行う施設です。
このキアマバラ・ファクトリーには近隣の900農家が収穫したコーヒーの実を持ち込まれ、農家は対価を得ます。
ファクトリーでは熟度の高いコーヒーの実を持ち込むように指導しています。それを実現することで高い価格での買取が行え、農家は教育費や農園改善の費用を捻出でき、ファクトリーとの信頼関係が深まります。
それをしっかり行えているところがキアマバラ・ファクトリーの凄いところです。900農家ですよ、マンモス校並みの規模です。仕上がったコーヒーを飲めばその完成度は一目(一飲?)瞭然。納得の高品質です。
2. ケニアのコーヒーについて
2-1. 誰もが知る高品質コーヒー生産国
ケニア産コーヒーの、品質の高いとされるアラビカ種の生産量は世界で15番目です(750×1000袋、1袋=60kg)※1。
ちなみにこの量は、世界一のコーヒー生産国ブラジルの0.2%、同じアフリカで一番多く生産しているエチオピアの10%程度の規模でしかありません。
ただし、その品質の高さはスペシャルティコーヒー市場では周知の事実。スペシャルティコーヒーは"ケニアなしでは語れない"と言っても言い過ぎではありません。
2-2. AA?AB?
お店で売られているケニアのコーヒー豆に「AA」や「AB」といった表記を見たことがある方もいると思います。
総じてAAは粒が大きく、ABは小粒です。
AAの方が香りや味わいがハッキリしていて産地の個性がハッキリ感じられます。価格も高価です。
この表記はコーヒー生豆の規格を表したもので、それぞれのコーヒー生産国により基準がありますが、ケニアでは粒の大きさと粒の形状で表記が変わります。下記は大きさによる規格です。
規格 | AA | AB | C | TT |
粒の大きさ | S17以上 | S15以上 | S11以上 | S11未満 |
※S=スクリーンと言います。S1は約0.4mm、AAであればS17=約6.8mmのフルイにかけて、残った大きい粒の生豆ということです。
その他に「PB」という表記を見ることがあるかもしれません。これは「ピーベリー」と言って、丸いコロコロとした豆を指します。
日本で販売されているケニアコーヒーの規格は「AA」「AB」「PB」くらいです。
3. 国の概要
3-1. 基本データ
首都:ナイロビ
国土※2:58.3万平方キロメートル(日本の約1.5倍)
人口※2:5,377万人
公用語※2:スワヒリ語、英語
宗教※2:伝統宗教、キリスト教、イスラム教
1人あたり名目GDP※3:2,104米ドル(2020年)。世界では145位です。アフリカ54か国中20位、スペシャルティコーヒー生産が盛んな東アフリカ15か国中では4番目です。
最近の話題:2022年8月、5年に一度の大統領選挙が行われ、ルト氏が新大統領として就任しました。
参考)第一生命経済研究所
3-2. 食事について
ケニアの食事文化には、かつて同じ英国領だったインドから労働力として連れてこられたインド人の文化も加わり、現在に至っているようです。
その中で最もポピュラーなのがウガリではないでしょうか?トウモロコシを粉にして練り、蒸してお餅のようにしたものがケニア人の主食と言われています。
かなり薄味というかほとんど味はないそうで、写真のように副菜と一緒に食すのが一般的のようです。
中央のポテトサラダみたいなものがウガリ
以下のサイトでは、かなり詳しくケニアの料理を紹介しています。
4. ちょいネタ
4-1. キャッシュレス大国です
キャッシュレス生活も身近になって、より一層便利になったと感じる今日この頃、ケニアでは日本とは比べ物にならないほどキャッシュレス化が進んでいるそうです。
エルサルバドルが暗号資産(仮想通貨)のビットコインを法定通貨にした事の理由の一つに、出稼ぎが多いお国事情がありましたね。いろんな国が様々な理由でキャッシュレス化を受け入れているのだなと勉強しました。
参考)仮想通貨が法定通貨?
わたし数年前、ラジオで聞いたこの曲のサビが頭を離れませんでした。笑
4-2. はとぽっぽ
昔大人気だったトリビアの番組で、ケニアの学校で歌われている「はとぽっぽ」が面白かったのを思い出しました。Youtubeなどで見ることができますので気になる方は観てみてください。優しい気持ちになれます。笑
以上、最後までご覧いただきありがとうございました!!
※1:米国農務省より ※2:外務省より ※3:世界銀行より
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