「ふかいり」vol.20 ケニア マサイAA 2023/2/14~出荷開始
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「ふかいり」vol.20 ケニア マサイAA 2023/2/14~出荷開始


飲みごたえ、甘さ、余韻、間違いなく深煎り好きの方に満足いただけるコーヒー産地のひとつがケニアです。

キリマンジャロコーヒーで有名な隣国タンザニアと比べると知名度こそ劣りますが、

スペシャルティコーヒーの世界ではその品質の高さは抜きんでています。どうぞ期待して飲んでください!

Nif Coffeeの「ふつう」「ふかいり」は味わいのコンセプトのもと、随時オリジンを変更してお届けしております。 内容は旬のスペシャルティコーヒーから厳選していますので、シングルオリジンのコーヒーとしてもお楽しみいただけます。


 

目次

 

1. 商品について

1-1. 詳細情報

地域:ケニア山南部 中欧州/東部州の4地域

標高:約 1,600~2,000m

精製:ウォッシュト

品種:SL28、SL34


ケニア山南部の4つの地域から選抜してブレンドした「ケニア山南部ブレンド」と言えるかもしれません。


水洗処理

アフリカンベッドと呼ばれる棚の上で乾燥させます。


1-2. 味わい

何といっても飲みごたえ、ケニアコーヒーの真骨頂です。

さらに深煎りにすることで味わえる苦味と甘みの相乗効果には舌鼓を打つほかありません!

少ししっかり味わってみると、果実のような濃縮感があり、乾燥プルーンやアプリコットのような香りが見つかると思います。これがコーヒーラバーを魅了するケニアコーヒーの「複雑さ」として表現されています。






2. ケニアのコーヒーについて

2-1. 生産量

ケニア産コーヒーの、品質の高いとされるアラビカ種の生産量は世界で15番目です(750×1000袋、1袋=60kg)※1。

ちなみにこの量は、世界一のコーヒー生産国ブラジルの0.2%、同じアフリカで一番多く生産しているエチオピアの10%程度の規模でしかありません。

しかしながら、品質の高さはスペシャルティコーヒー市場では周知の事実。スペシャルティコーヒーは"ケニアなしでは語れない"と言っても言い過ぎではありません。



2-2. AA?AB?

お店で売られているケニアのコーヒー豆に「AA」や「AB」といった表記を見たことがある方もいると思います。

総じてAAは粒が大きく、ABは小粒です。

AAの方が香りや味わいがハッキリしていて産地の個性がハッキリ感じられます。価格も高価です。

そして、この表記はコーヒー生豆の規格を表したもので、それぞれのコーヒー生産国により基準がありますが、ケニアでは粒の大きさと粒の形状で表記が変わります。

規格

AA

AB

C

TT

粒の大きさ

S17以上

S15以上

S11以上

S11未満

※S=スクリーンと言います。S1は約0.4mm、AAであればS17=約6.8mmのフルイにかけて、残った大きい粒の生豆ということです。


その他に「PB」という表記を見ることがあるかもしれません。これは「ピーベリー」と言って、丸いコロコロとした豆を指します。


日本で販売されているケニアコーヒーの規格は「AA」「AB」「PB」くらいです。



3. ケニアの事

3-1. 国の概要

首都:ナイロビ

国土※2:58.3万平方キロメートル(日本の約1.5倍)

人口※2:5,377万人

公用語※2:スワヒリ語、英語

宗教※2:伝統宗教、キリスト教、イスラム教

1人あたり名目GDP※3:2,104米ドル(2020年)。世界では145位です。アフリカ54か国中20位、スペシャルティコーヒー生産が盛んな東アフリカ15か国中では4番目です。


最近の話題:2022年8月、5年に一度の大統領選挙が行われ、ルト氏が新大統領として就任しました。



3-2. 食事

ケニアの食事文化には、かつて同じ英国領だったインドから労働力として連れてこられたインド人の文化も加わり、現在に至っているようです。

その中で最もポピュラーなのがウガリではないでしょうか?トウモロコシを粉にして練り、蒸してお餅のようにしたものがケニア人の主食と言われています。

かなり薄味というかほとんど味はないそうで、写真のように副菜と一緒に食すのが一般的のようです。




中央のポテトサラダみたいなものがウガリ


以下のサイトでは、かなり詳しくケニアの料理を紹介しています。



4. ちょいネタ

4-1. キャッシュレス大国です

キャッシュレス生活も身近になって、より一層便利になったと感じる今日この頃、ケニアでは日本とは比べ物にならないほどキャッシュレス化が進んでいるそうです。



エルサルバドルが暗号資産(仮想通貨)のビットコインを法定通貨にした事の理由の一つに、出稼ぎが多いお国事情がありましたね。いろんな国が様々な理由でキャッシュレス化を受け入れているのだなと勉強しました。




4-2. はとぽっぽ

昔大人気だったトリビアの番組で、ケニアの学校で歌われている「はとぽっぽ」が面白かったのを思い出しました。Youtubeなどで見ることができますので気になる方は観てみてください。温かい気持ちになれます。笑




以上、最後までご覧いただきありがとうございました!!


※1:米国農務省より

※2:外務省より

※3:世界銀行より




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