「ふつう」vol.16 グァテマラ サン・マルコス県山岳地域 2022/10/31~出荷開始


グァテマラのコーヒー産地と言えばアンティグアが有名ですが、その他の地域でももちろん美味しいコーヒーは生産されています。今回はグァテマラ北西部のサン・マルコス県から美味しコーヒーがやってきました! ほのかにジューシーな香りを感じるバランスの良いコーヒーです。派手さはありませんが、濃すぎず薄すぎず、ちょうどいい美味しさを感じてもらえるよう仕上がってます!


Nif Coffeeの「ふつう」「ふかいり」は味わいのコンセプトのもと、随時オリジンを変更してお届けしております。 内容は旬のスペシャルティコーヒーから厳選していますので、シングルオリジンのコーヒーとしてもお楽しみいただけます。






 

目次

 

1. 商品について

1-1. 詳細情報

地域:サン・マルコス県北部の山岳地域

標高:約1,700~1,800m

精製:ウォッシュト

品種:ブルボン、カトゥアイ、カトゥーラ


サン・マルコス県は西部はメキシコ チアパス州に、南部は太平洋と接しており、沿岸部は温暖な気候です。一方、県中央部には中央アメリカ大陸で最も標高の高いタフムルコ山(4,220m)があり、特に北部は標高も高く冷涼です。


1-2. 味わい

ほのかにジューシーな香りを感じるバランスの良いコーヒーです。派手さはありませんが、濃すぎず薄すぎず、ちょうどいい美味しさを感じてもらえるよう仕上がってます!

ちょっと格好つけた言い方をすると「クリーンでソフト」。今回もいい塩梅に焙煎できました!




1-3. このコーヒーの事

この商品は、よく耳にする●●農園のような農園単位で仕立てられたロットではなく、中米いち標高の高いタフムルコ山(4,220m)北部の山岳エリアで収穫されたコーヒーを集めて仕立てた、いわゆるリージョナル(地域)商品です。新潟県産魚沼米、といったニュアンスでしょうか。

このエリアでは、年間約50,000袋(1袋=69㎏)収穫されるのですが、その中から現地で高く評価された約5,000袋を選りすぐった仕立てたのがこのロットです。

赤く熟した実だけを収穫

このエリアはほかのグァテマラの生産地と比べて降水量が多いことが特徴です。

そのおかげもあり、きれいな水で精製できるのでクリーンな味に仕上がります。

中米でよく見る光景ですね。コンクリートのパティオ(乾燥場)で乾燥させています。



2. グァテマラのコーヒーについて

2-1. 主要産地

グァテマラには「ANACAFE:グァテマラコーヒー協会」という団体が定めた8つの産地があります。

https://www.guatemalancoffees.com/


今回の商品はもちろん「SAN MARCOS」(赤)のエリアです。

生粋のス●バファンの方は、黄色のANTIGUA(アンティグア)という地域を聞いたことがあると思います。



2-2. 生産量

品質の高いとされるアラビカ種の生産量を見ると、世界で6番目の生産量です(3,870×1000袋)。ただし、世界の生産量からすると4%強といった数字です。


ちなみに、1位はコーヒー大国ブラジルで全生産量の約40%(35,000×1000袋)、2位コロンビアが約15%と続き(13,800×1000袋)、なんと上位2国で世界の生産量(アラビカ種)の半分以上を占めています。※1



3. 国の概要

3-1. 基本データ

国名:グアテマラ共和国(Republic of Guatemala)

首都:グァテマラシティ

国土:約108,889k㎡で日本の3割弱の面積です。北海道と四国に+αしたくらいの面積です。※2

人口:約1,660万人。首都グァテマラシティには人口の約6%である約100万人くらいが暮らしています。※2

公用語:スペイン語※2

1人あたり名目GDP※3:6,134米ドル(2020年)。中米7か国の中では第3位ではありますが、2位のコスタリカ(12,057米ドル)とは倍近い差があります。

主な輸出品※2: 衣類・繊維、バナナ、コーヒー、砂糖、カルダモン、食用油脂




3-2. 主要産品がカルダモン?

先述した主な輸出品の中で、バナナやコーヒーは想像できますが、グァテマラではカルダモンも主要な輸出品なのです。

カルダモンってカレーで使うイメージが強いですが、グァテマラはインドと並ぶカルダモンの一大産地。というのも、気候が育てるに適しているのだとか。それだけ。 それだけ?と思うかもしれませんが、カルダモンはバニラ・サフランに次いで世界で3番目に高い香辛料なので、貴重な外貨収入源なのです。


■参考サイト:カルダモン、なぜグァテマラなのですか?



3-3. 民族

紀元前1000年頃から16世紀頃まで、主に中米の北部で栄えたマヤ文明。グァテマラではその子孫の方々が今も多く暮らしており、国民の4割超がマヤ系の先住民です。※2

そして、その名残はびっくりするほど生活に馴染んでおり、コーヒー農園の中に突然マヤの遺跡が出現したりします。

写真の左上にコーヒーの樹が写っています。


ちなみにグァテマラ国民の95%はO型なんですって。

■参考サイト:https://belcy.jp/37346



4. ちょいネタ

4-1. グァテマランのソウルフードを解説!?

グァテマラ人の主食はトウモロコシ。その粉から作る薄焼きのパン「トルティーヤ」はグァテマラ人のソウルフードです。


それでは同じく中米で食べられるブリトーと何が違うのでしょうか?タコスとは?

簡潔にまとめてみました。


⇒表は横にスライドします⇒

コーン・トルティーヤ

トウモロコシ粉で作る薄焼きの”パン”

通常トルティーヤはコーン・トルティーヤの事を指す

フラワー・トルティーヤ

小麦粉で作る薄焼きの”パン”

タコス

コーン・トルティーヤで具を包んだ食べ物

「軽食」を意味するスペイン語「taco」が語源

ブリトー

フラワー・トルティーヤで具を包んだ食べ物

スペイン語で「小さなロバ」という意味

それぞれ、材料がトウモロコシか小麦粉か、具を包むか包まないかの違いですね。

何となく役に立ちそうな立たなそうな情報でした。



以上、最後までご覧いただきありがとうございました!!


※1:米国農務省より

※2:外務省より

※3:世界銀行より