コーヒーを好きな人ならグァテマラのコーヒーは一度は飲んだことがあるのではないでしょうか?当店が行ったアンケートでは2番目に人気の生産国でした。ニフコーヒーでは何度も登場している私達も大好きな生産地グァテマラ。
当記事では、そんなグァテマラの基本データやコーヒー事情などをまとめてみました。コーヒー片手にご覧ください。
Nif Coffeeの「ふつう」「ふかいり」は味わいのコンセプトのもと、随時オリジンを変更してお届けしております。 内容は旬のスペシャルティコーヒーから厳選していますので、シングルオリジンのコーヒーとしてもお楽しみいただけます。
「とくべつ」は生産地の個性が突出している原料を選び、一番おいしく感じる焙煎度合いで仕上げます。
産地が変わる毎に味わいも大きく変わる、まさに【とくべつ】なコーヒーです。
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目次
1. グァテマラのコーヒーについて
1-1. 主要産地
グァテマラには「ANACAFE:グァテマラコーヒー協会」という団体が定めた8つの産地があります。
1-2. 名産地アンティグア
上記8つの生産エリアの中でもアンティグアは高品質なコーヒーの産地として名高く、多くの優良農園が存在するエリアでもあります。そして、このアンティグアという場所は
①高標高が生み出す、昼夜の十分な寒暖差
②3つの火山に囲まれている肥沃な土壌
③豊富な水源
という好条件が備わっており、おいしいコーヒーが多く見つかる生産地域なのです。
そこに丁寧で適切な精製技術が加わり、高品質なコーヒーが出来上がります。
1-3. 生産量
品質の高いとされるアラビカ種の生産量を見ると、世界で6番目の生産量です(3,870×1000袋)。ただし、世界の生産量からすると4%強といった数字です。
ちなみに、1位はコーヒー大国ブラジルで全生産量の約40%(35,000×1000袋)、2位コロンビアが約15%と続き(13,800×1000袋)、なんと上位2国で世界の生産量(アラビカ種)の半分以上を占めています。※1
2. グァテマラの事
2-1. 国の概要
国名:グアテマラ共和国(Republic of Guatemala)
首都:グァテマラシティ
国土:約108,889k㎡で日本の3割弱の面積です。北海道と四国に+αしたくらいの面積です。※2
人口:約1,660万人。首都グァテマラシティには人口の約6%である約100万人くらいが暮らしています。※2
公用語:スペイン語※2
1人あたり名目GDP※3:6,134米ドル(2020年)。中米7か国の中では第3位ではありますが、2位のコスタリカ(12,057米ドル)とは倍近い差があります。
主な輸出品※2: 衣類・繊維、バナナ、コーヒー、砂糖、カルダモン、食用油脂
2-2. 主要産品がカルダモン?
先述した主な輸出品の中で、バナナやコーヒーは想像できますが、グァテマラではカルダモンも主要な輸出品なのです。
カルダモンってカレーで使うイメージが強いですが、グァテマラはインドと並ぶカルダモンの一大産地。というのも、気候が育てるに適しているのだとか。そして理由はそれだけです。
それだけ?と思うかもしれませんが、カルダモンはバニラ・サフランに次いで世界で3番目に高い香辛料なので、グァテマラにとって貴重な外貨収入源なのです。
■参考サイト:カルダモン、なぜグァテマラなのですか?
2-3. 民族
紀元前1000年頃から16世紀頃まで、主に中米の北部で栄えたマヤ文明。グァテマラではその子孫の方々が今も多く暮らしており、国民の4割超がマヤ系の先住民です。※2
そして、その名残はびっくりするほど生活に馴染んでおり、コーヒー農園の中に突然マヤの遺跡が出現したりします。
コーヒー農園の中にあるマヤ文明の遺跡(写真の左上にコーヒーの樹が写っています)
3. ちょいネタ
3-1. ほとんどの国民がO型!?
詳しい理由までは突き止められませんでしたが、グァテマラ国民の95%はO型なんですって。
■参考サイト:知識の宝庫!目がテン!ライブラリー
以上、最後までご覧いただきありがとうございました!!
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※1:米国農務省より
※2:外務省より
※3:世界銀行より