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コーヒーの産地:ブルンジ 【コーヒー豆の通販ならNifCoffee】

Origin information Brundi_top

東アフリカの内陸に位置するブルンジ。国民の3分の1の世帯がコーヒー産業に携わっており、コーヒーは国の貴重な外貨獲得産業です。日本の関西地域とほぼ同じくらいの小さな国ですが、豊かな文化と美しい自然を持つ国です。当記事ではそんなブルンジのコーヒー事情と国の概要を紹介します。

Nif Coffeeの「ふつう」「ふかいり」は味わいのコンセプトのもと、随時オリジンを変更してお届けしております。 内容は旬のスペシャルティコーヒーから厳選していますので、シングルオリジンのコーヒーとしてもお楽しみいただけます。

「とくべつ」は生産地の個性が突出している原料を選び、一番おいしく感じる焙煎度合いで仕上げます。

産地が変わる毎に味わいも大きく変わる、まさに【とくべつ】なコーヒーです。

スペシャルティコーヒー豆の通販はnifcoffeeにお任せください。





 

目次

 

1. ブルンジのコーヒーについて

1-1. ブルンジコーヒーの概要

東アフリカの内陸国ブルンジは、西にコンゴ、北にルワンダ、東南にタンザニアとの国境を有します。

主に北部でコーヒーの生産が行われており、輸出品としてのコーヒーはブルンジの経済を支える主要輸出品です。1930年代から栽培が始まったとの記録があり、1960年代の国家独立とともに世界銀行の協力を受け、コーヒーの植樹と精製所(CWS)の設⽴が進んだとされています。


・収穫期︓主に5⽉〜6⽉

・農家数︓約60万⼈の⼩規模⽣産者と300万⼈以上の従事者(3世帯に1世帯が相当)

・主要⽣産地域︓カヤンザ、エンゴジ、キルンド、ムインガ、カルジ、ギテガ


ブルンジのコーヒーの樹は古木が多く、コーヒーの樹1本あたりの平均収量は0.8〜1kgで中南⽶の3.0〜4.0kgと⽐べると著しく低い事が悩ましいところだそうです。


processing coffee cherry


1-2. 生産量

約10,000トン〜20,000トン(60kg袋換算で16万〜33万袋)とのデータがありますが、世界的に見るととても少ない数で、データのある上位15国には入っていません(アラビカ種)

なお、生産量15位のケニアでも750万袋なので、その量の少なさは分かります。ちなみに世界1位のコーヒー生産大国ブラジルは約3,500万袋、世界の生産量の約40%を占めます※1



1-3. 経済効果

コーヒーの輸出では、1985年〜2015年の30年間に毎年4,000〜5,000⽶ドルの外貨獲得を⽣み出してきており、その金額は国内輸出の60〜70%にも及びます。

ブルンジはGDPの約41%と労働⼒の約90%を占める農業部門の近代化に焦点を当てているそうです。


tea harvest
コーヒー同様に紅茶も主要産品です

2. ブルンジの事

2-1. 国の概要

国名:ブルンジ共和国(Republic of Burundi)

首都:ブジュンブラ(政治機能所在地はギテガ)



国土:約27,834平方キロメートル※1北海道の約3分の1の大きさです。※2

人口:約1,200万人(2023年推定)。首都ギテガには約7万人、経済の中心地であるブジュンブラには約70万人が暮らしています。※2

公用語:キルンジ語、フランス語※2

1人あたり名目GDP:256米ドル(2020年※3)。東部アフリカ15か国の中でも一番低く、世界最貧国の一つに分類されています。※2

主な輸出品: コーヒー、茶、綿花、ニッケル鉱石※2



2-2. 文化

太鼓を頭に乗せて踊る! 驚異の伝統音楽「インドラ」

ブルンジの文化を象徴する伝統音楽とダンスの「インドラ」。 結婚式や祭りなどの行事によく演奏され、8つの太鼓を使ってリズムを刻み、歌や踊りを合わせるのが特徴です。

インドラの醍醐味は、なんと言っても太鼓を頭に乗せて踊るという驚異的なパフォーマンスです。熟練の演奏者たちは、頭上に太鼓を乗せながら軽快に踊り、見事なリズムを刻みます

太鼓の音色、歌声、踊り、そして頭に乗せた太鼓という驚異的なパフォーマンスは、まさにブルンジの魂と言えるでしょう。




このアクロバティックな技は、長年の訓練と鍛え上げられた体幹によってのみ可能となるそうです。容易に修得できない事は見ても分かりますね。



2-3. 自然

タンガニーカ湖:神秘と魅力あふれる世界超深湖

タンガニーカ湖は、ブルンジ、コンゴ民主共和国、タンザニア、ザンビアの4つの国にまたがる世界最深湖です。 その圧倒的なスケールと豊かな生態系は、見る者を魅了してやまない魅力を持っています。


魅力①世界で2番目の超深湖

タンガニーカ湖は、アフリカ大陸にある世界で2番目に深い湖です。まるで巨大な竜のような形をしたこの湖は、長さは約673キロメートル。深さは、なんと最大深度1,470メートルもの深さがあるんです。これは、東京タワーの約3倍の深さ!想像できますか?


魅力②独特な生態系

タンガニーカ湖には、2,000種以上の魚類が生息しており、そのうち1,800種以上が固有種なんです。これは、地球上の他のどの湖よりも多い数です。まるで、水中ミュージアムみたいですね。


魅力③美しい景観

タンガニーカ湖は、透明度の高い水と緑豊かな湖畔が特徴です。その美しい景観は、まさに秘境の趣。周辺にはバジャウ族と呼ばれる水上生活をする民族が住んでいます。彼らは、家船に住んで漁業や海運業を営んでいます。


魅力④伝説

湖には、美しい人魚が住んでいるという伝説があります。 人魚は歌声で人を誘い、湖に引きずり込んでしまうと言われています。他にも人食いワニや巨大な蛇など、まるでB級映画のような伝説がたくさん!

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2-4. 主食はバナナ

バナナが主食

ブルンジの主食は、バナナです。 バナナは、蒸したり、焼いたり、揚げたりして様々な料理に調理されます。 また、ウルワグワと呼ばれる伝統的なバナナビールがあります。これは、熟したバナナをマッシュして発酵させたアルコール飲料です。アルコール度数は約4.8%と比較的低く、ほんのりとした甘みと酸味が特徴です。

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以上、最後までご覧いただきありがとうございました!!

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※1:米国農務省より

※2:外務省より

※3:世界銀行より




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